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ミッチェル・ファン・ベルゲン

Name ミッチェル・ファン・ベルゲン(Mitchelll van Bergen)
Date of birth 1999年8月27日
Place of birth f:id:youngfootball:20181224000134p:plain オランダ( f:id:youngfootball:20181224000134p:plain オス)
Height 170cm
Position RWG 
Current club SCヘーレンフェーン 

環境を変えたことで一気に才能が開花した小柄なウィンガー 

プレー動画          

経歴             

■ 1999-2015年(幼年期~ヴィレムⅡ)

ルート・ファン・ニステルローイを輩出したことで知られるオランダ南部(北ブラバント州)の都市 "オス" に生まれた彼は、地元のRKSVマルフリートでサッカーを始めると、2007年からは近隣の街ティルブルフを本拠地とするヴィレムⅡの下部組織で幼少期を過ごしていた。そのヴィレムⅡで高い評価を得るようになった彼は、ヴィレムⅡのトップチームに昇格することも期待されていたが、トップデビューを飾る前に、15歳でフィテッセに3年契約で引き抜かれヴィレムⅡを去ることとなっている。

■ 2015-2018年(フィテッセ)

フィテッセに加入後間もない中でトップチームに帯同していた彼は、2015年12月18日のエールディヴィジ第17節 FCトゥウェンテ戦において16歳4ヶ月のクラブ史上最年少でデビューを飾るなど順調なスタートを切っていた。16-17シーズンは開幕からトップチームに正式な昇格を果たすと、序盤戦こそ出場機会を得て順風満帆に見えていたが、シーズンの中盤戦以降はベンチに留まることも多くなり、出場機会が減少。この状況は2017-2018年シーズンを迎えても続いており、16歳でデビューを飾った彼としてはフィテッセのトップチームでの初ゴールすら記録できない状況に苦しんでいた。こうした状況に陥る前の2017年1月に、既にフィテッセとは新たに2020年までの契約を締結していたこともあり、2018-2019年シーズンもフィテッセに残留ことが既定路線と思われていた。しかし、移籍市場の最終日となる2018年8月31日にSCヘーレンフェーンに出場機会を求めて電撃移籍(移籍金は非公開)し、環境を変えることを決断している。

■ 2018-2019年(SCヘーレンフェーン)

フィテッセ在籍時は両親が住む地元のオスから通っていた彼だったが、ヘーレンフェーンに加入してからは親元を離れることを選択しており、クラブから充てがわれたアパートでの生活が始めている。「自分で料理や洗濯を1度もしたことがない」と語るように当初は初めての一人暮らしに不安を感じていたが、同じアパートの2階に住んでいるサム・ラマース(PSVからヘーレンフェーンに期限付き移籍中)の支えもあり、今は充実した毎日を過ごしているという。そのサム・ラマースからは「弟」と呼ばれるぐらいに可愛がられるなど、最も仲が良い選手だ。

そんな移籍から2日後のエールディヴィジ第4節 VVVフェンロ戦でトップデビューを飾ると、ヘーレンフェーンでは確約通り多くの出場機会を得ており、第15節の古巣であるヴィレムⅡを相手には念願のプロ初ゴールを記録するだけなく、これまでの鬱憤を晴らすように立て続けにゴールを奪い2得点を記録。待望の初ゴールを記録したことで重圧から解き放たれた彼は、その後の試合で伸び伸びとプレーするようになり、第26節を終えた時点で6得点を決めるなど才能が花開くことになっている。環境を変えたことで人間的にも成長をしているだけに、移籍が良い決断となった彼に今後も目が離せない。

代表歴            

オランダU17から世代別代表に招集を受けており、現在はオランダU20でのプレーとなっている。 

移籍の噂           

2018年夏に加入したばかりのヘーレンフェーンとの契約は2022年6月末までとなっている。ヘーレンフェーンで充実した時期を過ごしているだけに移籍は考えづらいが、魅力的なオファーがあれば動く可能性もあるだろう。また、最も仲の良い、PSVから期限付き移籍中のサム・ラマースの去就にも少なからず影響を受けそうだ。 

プレースタイル        

170cmの小柄なウィンガーである彼が武器とするのはキレのあるスピードとドリブルセンスだろう。独特の細かなタッチを軸に俊敏な動きで相手を翻弄するプレーはヘーレンフェーンでも大きな武器となっている。ヘーレンフェーンの監督であるヤン・オルデ・リーケリンクからは「彼はスピード、個々の優れた動き、チームスピリットを持った優秀な少年だ」と称賛している。自身もヘーレンフェーンでの自由なプレーが出来るスタイルは肌に合っていると語り、新たなクラブでの手応えを確実に感じ取っている。